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Kagayoi & Me Vol.5 歳を重ね美しさを増す桜のストーリー

2023/10/15

kagayoi & Meでは、kagayoiに纏わる人々に、kagayoiへの思いを語ってもらいます。
Vol.5である今回は、展示会をメインに活躍する営業の長谷川さんの秘話を紹介。京都一のラブストーリー♡をお届けします。


「私がkagayoiの数あるジュエリーの中で、一番好きなのは桜のリングです。桜は、年を重ねれば重ねるほど、良さを知れるように思います。日本的で、春の花で卒業の別れや、入学の出会いなど、様々な感情を思い出したりするので、単に綺麗というだけでなく、自分の人生と重ね合わせたりするから、いいんですよね。そんな花、なかなか他にないでしょう。」

Kagayoi はなざかりリング さくらひとひら

「kagayoiの桜のリングは、小さなダイヤモンドが隙間なくびっしり留められた繊細さが桜のはなかさをよく表していて、よく見ると花芯の下にだけピンクサファイヤが留まってるんですよね、あんまり見えないところですが。そういうところが、自分だけがよくわかっている、という心をくすぐるところも好きです。そして、男性目線では、この石留めの細かさに技術の高さが現れているところも惹かれるポイントです。職人が顕微鏡を覗きながら石を留める細かさ。日本の飾り職人から受け継がれた和彫りの技術とは異なり、これは西洋のジュエリーを留める技術だということなんですよね。留める工具からも違う。それをいいとこどりするように、うちの職人は技術を使い分ける。西洋のジュエリーは、西洋の良さがある。京都のうちは、日本と西洋どちらの技術も使うんです。新物好きの京都の気質ですかね。外のいいものと、受け継がれてきたいいもの、どちらも操る。デザインを実現するには、技術が必要ってこと。そういう意識が高い職人魂を感じるもの、そこがいいんです。」

長谷川さんが、桜のリングが好きな理由のもう一つは、その可憐な雰囲気が奥様にぴったりだと感じているからだとも。

奥様とは、なんと同じ歳、同じ誕生日、そして同じ病院で生まれたそう。何度聞いても驚きです。小学、中学は隣の学校で、高校は同じ高校。再会は22歳の時、時計屋を営んでいた長谷川さんのご両親のお店に奥様が来店したのがきっかけだったそうです。大人になった二人は、意気投合し、両親を交えての話の中で、偶然にも同じ病院で生まれたことを知ったそうです。
奥様の時計が壊れた事さえ、運命の一コマだったように感じます。
そうして、運命を感じた二人は、結婚し二人の子供にも恵まれ、今年還暦を迎えました。

二人でデートした桜並木、子供たちと桜の下家族でピクニックをした公園。桜の卒業式で子供の成長を夫婦で噛み締めた日。京都の桜の思い出は、家族の成長と共により美しく大きくなっていったのです。

桜の花のリングを見る度に、これまでの人生の豊かさを感じありがたく思えるという長谷川さん。ジュエリーとは、そんな風に感じられる力もあるんですね。
夫婦円満の秘訣を聞くと、相手の気持ちを想像して思いやれるか、だそうです。出張続きで忙しい長谷川さん夫婦を支えるのは、相手の大変さを想像する愛ということなんですね。


国内で最も多くkagayoiのジュエリーが並ぶジェイアール京都伊勢丹店にてお待ちいたしております。

kagayoi ジェイアール京都伊勢丹店
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