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Motto Kagayoi Vol.2 かぐるまの輝きを生み出す技術

Motto kagayoiは様々な角度から、宝石やジュエリーの魅力とかがよいの世界をもっと知っていただこうという情報配信です。vol.2として今回は、kagayoiジェイアール京都伊勢丹店店長の乾と販売員の西村が、アイコニックなコレクションあるかぐるまコレクションの制作工程をIMAYO本社ビルのアトリエにて取材し、"kagayoi"のデザインを実現するためのものづくりの現場をより深く知り、kagayoiの魅力を生み出す過程に迫ります。

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かぐるまコレクションの、最も魅力的な部分は、洗練された煌めきを放つスポークのパーツ。その特殊パーツは、車輪が軽やかに回る様を表現をするために独自開発された、デザインの根幹となる部分であり、このパーツの製作技術にたどり着くまでには金属加工専門会社の協力を経て、試行錯誤の上、「ワイヤー放電」という技術により可能になったと工場長から聞きました。下の写真は、組み込まれたデータの画面と、スポーク設計図。細かな数値が設定されていることがわかります。

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表からは薄く線のように、裏から見ると厚みがあり、その断面が三角となっている事で光の反射により、軽やかに車輪が回っているように見える、スポークのパーツですが、切り上がったものは、まさに機械部品の様に無機質で艶感の無いものです。それを職人が丁寧に磨いていきます。まずは全体をきれいに磨くことでジュエリーの一部になる準備段階の作業といった工程です。全体をバランス良く磨きあげるのに、数時間かかるそうで、やはり最初の重要な作業で手間もかけないといけないことが伝わってきます。

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パーツのスポーク部分を磨く工程でも、段階があります。紙やすりでスポークの一本一本を確かめながら磨いていきます。この作業は職人の方の感覚や技量にも左右されるそうで面の凹凸やゆがみなど、神経を使いながらあらゆる修正をしていく工程であり、更にひと手間、時間をかけて作業するそうです。実際に拝見している数分間で強弱を付けながらの丁寧な磨き作業をされていました。(写真左上)

更にもう一段、仕上げの最終磨き上げ。ここではジュエリーの一部になるパーツとしての資格を得る工程と言っても過言ではないところ。パーツとして装着出来る状態になったものをさらに目で見て、表面の美しさやつくりの丁寧さを映し出す部分となります。(写真右上)

そしていよいよパーツを本体に装着するところ。ここでようやく完成に近づく工程です。我々もより近くで作業を見ていましたが、仮装着しては外してさらに磨いたり、パーツの凹凸やゆがみを再度確認したりを繰り返します。肉眼では分からない数㎜いやそれ以下の世界を集中しながらその妥協を許さない作業をする職人の方の姿勢がより完成度の高い、本体と馴染むパーツへと仕上がっていきます。(写真左下)

そしてその他のパーツに組み立てます。このスポークのパーツは可動するため、その動きを微調整した後、レーザーにて組み上げられます。(写真右下)

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すべてのパーツが本体と一体化して、完成品としてお店でご提供する姿が出来上がります。(写真上)

お店では一つの製品(商品)として完成されたものをショーケースの中で目にしますが、その製品(商品)がどのように人の手によって、手間や時間を掛けて完成されるかの道筋を体感出来る機会を持つことは、我々販売に携わる者でもそう多くありません。

昨今、ジュエリー製作の現場でもコンピューターや機械などの「技術」の進化により、完成品に至るまでのシュミレーションをしたり、試作品をつくることが出来るようになり、精密で細かいレベルの製品が作れるようになりました。一方で、現場で作業をする職人の方々が指先の感覚に神経を集中させ、手を真っ黒にしながら同じ作業を愚直に繰り返し、一歩一歩完成品に近づけていく姿は、時代が変わっても古来、先人から受け継がれている日本の伝統文化の一つで必要な部分と感じます。最終的には人の手、職人による感覚、「技能」が加わることでさらに機械だけでは出せない、ジュエリーの美しさや独自の質感が生まれることを、さらにkagayoiはそんな高い意識を持つ職人によって一つ一つ丁寧に作られているブランドであることを改めて認識しました。

これからも、その素晴らしさを作りの面を含めてお伝えし続けていけたらと思います。

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今回、取材した商品は、かぐるまコレクションの新作、ピンクゴールドとシェルが優しい印象の かぐるまシェルミックスペンダント(写真左下)。ランダムなパーツの組み合わせが楽しい、シェルミックスブローチペンダントL (写真右)シェルミックスオープンリング(写真上)など、セットアイテムも多く、ぜひ手にとっていただきたいコレクションです。国内で最も多くkagayoiのジュエリーが並ぶジェイアール京都伊勢丹店にてお待ちいたしております。

kagayoi ジェイアール京都伊勢丹店

〒600-8555
京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹9F
TEL:075-342-5673(直通)
営業時間 10:00〜20:00

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PHOTOGRAPHER / NAOKI MIYASHITA

TEXT / SHINGO INUI

EDIT / TSUKASA SAWAMURA