
ルース(裸石)は直接買い付けを行い、
一石一石すべてを熟練のバイヤーが厳しい基準にて選定。
カットの美しさに加え、
数字やグレードに現れない「石の力の強さ」を見極めます。
この「かがよい品質」の極上の輝きが、
主役となる石から小さな石まですべてに貫かれています。

女性の心に眠る感性を刺激し、かがやきを呼び覚ますために。
デザイナーが海外生活を経て再認識した日本、
京都の魅力と現代性を織り込んで、石と地金の魅力、
そして身につける人の美しさを引き出すようデザイン。
大切にしたい想いを伝えるためデザイン画は手描きにこだわり、
職人との議論を重ねて立体へと形にしていきます。

「かがよい」の一つ一つのジュエリーには、
身につけた際の輝きと心地よさ、石を際立たせるセッティング、
どの角度からも遜色のない美しさ、受け継がれるにふさわしい恒久性など、
幾多の使命が込められています。
そのすべてが熟練の職人の手だけがなし得る技によって叶えられ、
描かれたデザインがジュエリーへと昇華します。

職人には耳ではなく、手で聞く音があります。
石留めは、ジュエリー製作においてもっとも重要な技術の一つ。
石を爪で留める作業で不可欠なのが、手で聞く石と地金の音であり、
その感覚は職人の長年の経験によって培われたもの。
ごく小さな石留め一つ一つの精緻さが、
ジュエリー全体の美しさに大きく貢献しているのです。

職人に代々受け継がれている
「自分たちは百年基準の商品を作っている」
という初代工房長の言葉を守り、
伝統にさらなる磨きをかけて。
今に、そして未来に、ぬくもりを伝えるつけ心地。
親から子へ、そして孫へと受け継がれ、
百年後まで愛され続けるクオリティ。
「かがよい」のジュエリーは、職人の技と
心意気でつくりあげています。