

京都御所を雅に彩る四季折々の花をそれぞれに美しく。
季節の移ろいを愛でるいにしえの人々の感性を、現代の装飾品として形にしました。


梅の花は愛らしさを。桜はほんのりピンクがかった気品を。藤は葉と花のコントラストや風になびく軽やかさを。楓は青葉から鮮やかな紅葉へのグラデーションを表現しました。



丸窓から四季を愛でるように、心の花が溢れ出てくるかんざしをデザイン。丸窓のその奥の、山々を借景とした庭園は、どこまでも広がる心の景色そのもの。どの角度からも、目立たない裏面さえも美しく仕上げています。
花々や紅葉が軽やかに風になびく様子を表現するために。窓枠から溢れ出す花々は、熟練の職人の手で一カ所ずつ丁寧に組み立てることで、自然の姿を思わせる揺れる動きを実現しています。